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みどころ

第1章 法隆寺金堂壁画(ほうりゅうじこんどうへきが) ― 日本仏画の黎明(れいめい)

日本仏教絵画の歴史は、法隆寺金堂を彩った12面の壁画の誕生に始まるといっても過言ではありません。力強い線描と豊麗な彩色によって生み出される雄大なほとけの姿は、遣唐使がもたらした大陸の図像や絵画表現を色濃く反映するものであり、日本で初めての本格的な仏画様式がここに確立したといえるでしょう。本章では、昭和24年(1949)の焼損前の姿を伝える金堂壁画の模写や、図像的に密接な関係をもつ国宝・伝橘夫人念持仏厨子(でんたちばなぶにんねんじぶつずし)などの重要作品を通じて、南都仏画の原点に位置づけられるその魅力を紐解きます。

国宝 伝橘夫人念持仏厨子の写真
国宝 伝橘夫人念持仏厨子の部分図
厨子内の阿弥陀三尊像

光明皇后の母・橘三千代(たちばなのみちよ)ゆかりの愛らしい白鳳仏(はくほうぶつ)。厨子は貴重な飛鳥時代の絵画を伝える総合芸術

国宝

伝橘夫人念持仏厨子(でんたちばなぶにんねんじぶつずし)


飛鳥時代(7~8世紀)/奈良・法隆寺

展示期間 通期展示
法隆寺金堂壁画第6号壁 模写

アジア仏教絵画史上の最高峰。南都仏画の原点に位置づけられる阿弥陀三尊の雄大な姿

法隆寺金堂壁画第6号壁(ほうりゅうじこんどうへきがだいろくごうへき) 模写(もしゃ)


昭和15~26年(1940~1951) 入江波光ほか筆/奈良・法隆寺

展示期間 8月18日~9月13日