日本仏教美術の原点にして頂点
奈良に生まれた「南都仏画」、
史上初の大展覧会
「南都」と呼ばれた奈良に、古代から連綿と受け継がれてきた珠玉の仏教絵画、それが「南都仏画」です。奈良時代には後世まで規範とされていく国際色豊かな天平絵画が大寺院を彩り、平安時代になると貴族好みの優美な仏画が盛んに礼拝されました。
南都仏教の復興期にあたる鎌倉時代以降、天平の図像にもとづく復古的な仏画が描かれるようになるとともに、「南都絵所」と呼ばれる奈良の仏画工房に所属した絵仏師たちが、仏画や絵巻の制作、さらには仏像の彩色にも携わるようになります。
本展覧会は、米国・ボストン美術館と奈良国立博物館による約20年の構想を経て実現した国際共同企画です。ボストン美術館が所蔵する南都ゆかりの仏画の優品が一挙に里帰りし、奈良国立博物館の所蔵品をはじめとする国内の選りすぐりの仏画・仏像で、「南都仏画」の歴史をたどる初の試みとなります。さらには、南都のまぼろしの名刹・内山永久寺の堂内を彩った名画が一堂に会する貴重な機会となります。本展覧会でしか体験できない「南都仏画」の魅力を、ぜひ心ゆくまでご堪能ください。
釈迦霊鷲山説法図(法華堂根本曼陀羅) 奈良時代(8世紀) ボストン美術館 通期展示
William Sturgis Bigelow Collection Photograph © Museum of Fine Arts, Boston
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